フランス都市間の移動は鉄道が快適。ゆったりとした座席で車窓から眺める風景は旅の醍醐味。フランス鉄道（SNCF）の切符の購入方法を紹介する。
◆SNCFのHPからチケットを購入
①チケット検索
発駅/着駅、往復路日時、座席クラス、人数、年齢、（チケットを受領する）国を入力して検索をかける。※「Season Ticket」と「Loyalty Program」の項目は、該当が無ければ空欄でよい。
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| ①-1 検索画面：赤枠箇所を入力して検索 |
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| ①-2 結果画面：条件に合致した列車が表示される |
②列車と券種を指定
検索結果から列車を指定する。同じ便の同じ座席でも、発着時刻や（払い戻し不可などの）付帯条項、残席状況によって料金が変動する。ホテルやLCCの予約サイトと似たようなシステム。
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| ②列車＆券種画面：希望のチケットを選択 |
③購入手続き
選択したチケットの料金確認画面が表示される。「Confirm」ボタンを押下すると支払い画面に進む。手順は一般のECサイトと概ね同じ。完了すると、SNCFから購入内容確認のメールが届く。（＝未着の場合は手続きが失敗している可能性がある）
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| ③明細画面：合計金額が表示される |
④受け取り方法
方法は以下4通りあるが、「現地発券」もしくは「出発前に準備」に大別される。現地駅での手間を考慮すると、事前の用意がベター。
方法は以下4通りあるが、「現地発券」もしくは「出発前に準備」に大別される。現地駅での手間を考慮すると、事前の用意がベター。
- 現地駅の自動発券機から発券（決済したカードのPINが必要）
- 現地駅窓口で発券（決済したカードのPINが必要）
- 印刷：印刷した用紙をチケットとして使用←プリンタがある人にオススメ
- 自宅郵送：チケットが指定住所に郵送される（無料）←日にちに余裕がある人にオススメ
現状こちらでは対処できず、結局、決済出来たのは3日後だった。
エラーメッセージは以下の通り。
”予約はまだ完了していないので、エラー発生から24時間経った後、再度お試し下さい”。
（実際は24時間後も再び失敗した）
こちらはSNCFからの回答。改善を待つ他なさそう。
"The maximum authorised amounts are €1000 per week with additional daily restrictions (three transactions a day)."
（注2）現地発券の罠
「現地発券」を選択時、出発駅がフランス国外の場合、SNCF（フランス国鉄）発券機が利用できない点は注意。
◆おまけ：レイルヨーロッパとの料金比較
レイルヨーロッパは日本語対応だが、チケット代金と手数料は高め。ただし、各種鉄道パスの情報や使い方、現地情報のリンクもあるので、プランニングしながらチケットを選択・購入できる点は便利。SNCFと料金比較してみた。
例）パリ～ルーアン間往復
■レイルヨーロッパ
チケット代金：15,000円、手数料：1,500円、送料：1,500円 ＝ 合計：18,000円
※現地発券の場合は送料不要。
■SNCF
合計：102.60€（≒ 13,700円）
※手数料/送料なし
（2013/11/01 2等 往路：08:46 - 09:57 復路：20:06 - 21:19）
※1€≒133円で換算
■レイルヨーロッパ
チケット代金：15,000円、手数料：1,500円、送料：1,500円 ＝ 合計：18,000円
※現地発券の場合は送料不要。
■SNCF
合計：102.60€（≒ 13,700円）
※手数料/送料なし